当工房について

工房の姿勢
基本的にはお客様のご希望を伺いながら進めています。
状態を無視した作業や、無理な提案は行いません。
やめた方が良いこと、やった方が良いことはお伝えしています。

この工房について
当工房は、静かな環境にある椅子張りの作業場です。
- 店舗を構えず、作業場のみで運営しています。
- 作業は計画的に進めるため、予約制で対応しています。
- 基本的に一人で全て行っています。
- 対応エリアは滋賀・京都を中心としています。
よくご相談いただくケース
- ご家庭のダイニングチェア
- 長く使われてきた椅子
- 店舗・施設の椅子やソファの張替え
- ボートのシート張替え
などが多いです。
椅子張替えという仕事
椅子張替えは、傷んだ部分を新しくするだけの作業ではないと考えています。
その椅子が、これまでどのように使われてきたのか。
これから、どんな場所で、どんな人に使われていくのか。
状態や使い方、求められることによって、
適した直し方は一つひとつ変わります。
だからこそ、椅子張替えは
マニュアル通りでは完成しない仕事だと考えています。
- 中の人
-

椅子張替えを始めたばかりの頃、
師がつぶやいた一言があります。
「物を大事にする人は、人も大事にする」
色んなことを教わりましたが、
なぜかこの何でもない一言がずっと頭に残っています。
当時はなんとなく聞いていましたが、
たくさんの椅子を預かるようになり、その意味を僅かながら実感しました。
同じ形の椅子でも、傷み方や癖もまったく違う。
一脚ずつ“性格”があるように感じるのは、その家の時間が染み込んでいるからだと思います。
だからこそ張替えは、ただの修理ではなく、
「人を大事にする気持ちの延長にある仕事」 ではないのかと今は感じています。
使い手の想いを尊重しながら、
必要な部分には手を入れ、無理な提案はせず、できることを正確に積み重ねる。
それが椅子にも、お客様にも、いちばん誠実なやり方だと思っています。
派手なことはできませんが、
椅子張りを通じて、
誰かの暮らしが少しでも心地よい方向へ向かう。
そんな仕事でありたいと考えています。
直るかどうかわからない場合でも、お気軽にご相談ください。
